ブログ|東京都中野区東中野の精神科・神経科・心療内科

後藤クリニック

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統合失調症とLAI(エル・エイ・アイ:持続性注射薬)

院長ブログ 

統合失調症は、発症頻度の高さ(1%)、病状の特異性などからも精神医学の臨床において重要な占めている病気です。 妄想、幻覚、興奮、意欲がわかないなどの症状がみられます。統合失調症の治療では、症状の安定や再発防止のために薬物療法は欠かせません。毎日、服薬することに煩わしさを感じたり、つい飲み忘れたり、きちんと服用することはなかなか大変です。 再発を繰り返すと 精神機能や社会的な機能が低下して、今までで...
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マインドフルネス

うつ病 

マインドフルネスとは、苦悩の原因とそのなくし方を理解するための仏教の重要な教えの1つであり、「今この瞬間」の現実に常に能動的に意識を向け、その現実をあるがままに知覚して、それに対する思考や感情にとらわれない心の状態を指します。 マインドフルネスを用いた心理療法では、体や呼吸といった身体感覚を通して、「今この瞬間」の現実に常に意識を向けようとします。そして、それでも思考や感情が生じたら、それを自覚し...
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行動活性化

うつ病 

うつ病の患者においては、気力の減退や易疲労感によって、日常的に行っていた活動に取り組めない、外出の回数が減る、頻繁に横になる、等の活動抑制がよくみられます。あるいは、不安、悲しみ、ストレスといった不快な気分をもたらす出来事を避けようとする回避行動もよくみられます。それらの行動は、短期的には気分を緩和させますが、長期的にはうつ病を悪化させる要因になります。 行動活性化療法は、患者が自らの活動抑制や回...
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ものが腕にあたったら

院長ブログ 

ものが上から落ちてきて腕にあたったら大抵の人は「自分はなんて不幸なんだ。ついていない」と思うでしょう。でも中には「頭にあたらなくてよかった。入院しなくてよかった」と考える人もいるかもしれません。ちょっとしたものの「見方」の違いだが、これが積み重なると、大きな違いになってくるのではないかと思う。 世の中で成功する人は後者の考え方「見方」をしている人だと思う。
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うつ病診断の実際

うつ病 

うつ病のエピソードの特徴については「特定用語」により記述する。エピソードの特徴としては、慢性、緊張病性、メランコリー型、非定型型、産後の発症がある。 「慢性」は大うつ病エピソードのみに用いられ、2年以上のエピソードをいう。 「緊張病性の特徴」とは、すべての病相に用いられ、カタレプシーまたは昏迷、過剰な運動活動性、拒絶または無言症、姿勢保持•常同運動または衒奇症、反響言語、反響動作のうち2つの病相を...
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夜に考えたことは?

うつ病院長ブログ 

人は不思議に日が落ちて暗くなってから考えるとネガティブなことを考える傾向があります。そのネガティブな考えに何時までも囚われることなくパソコンの情報を「ゴミ箱」にポイッと捨てるかの如く頭から捨て去ることが重要ではないでしょうか。夜が明け明るくなってから改めて考えていけばよいアイデアが湧いてくるのではないかと思います。 気分が病的に悪化するとどうなるのでしょうか。「日内気分変動」といって朝方一番調子が...
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娘にまた来てねと言われます。

院長ブログ 

私は朝7時30分に家を出て午後8時30分にはクリニックを閉め、帰宅します。診療が済んだ後、自立支援の書類、障害者手帳やお役所への報告などが少なくなく帰宅するとすでに娘は寝ていることが多く、朝、見送ってくれるのですけれど「パパ、また来てね」と言われます。そう言われないように少しは家庭を大事にしなくては思いました。
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本当に人の気持ちなどわかるの?

院長ブログ 

実際の診療行為の中ではDSM(米国の精神医学会の診断基準)に当てはめて、「病名」をつけ、必要なら薬や心理検査をして評価致します。そのように世の中から要請されています。しかし、言われるまでもなくそもそも人の「気持ち」について本当のところはわからないものですし、それがどんな動きをするかわかるはずはありません。そのことを強く自覚しているのが専門家だと思いますし、そういう意味ではとてもアンビバレント(両価...
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親がいても子は育つ

院長ブログ 

上記の文は無頼派の文豪 坂口安吾が述べた言葉です。言い換えると、子供は親の思うようにはいくら頑張っても育たないということです。父子鷹でプロ野球選手を目指して、その夢を実現し、今は大リーグで活躍しているイチロー選手は極めて例外的な存在です。 家族相談などをうけるとき申し上げることもありますが、それだけで終わっては身もふたもない話です。精神科医は人がいろいろな意味で変わることを援助する仕事だからです。...
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