うつ病診断の実際|東京都中野区東中野の精神科・神経科・心療内科

後藤クリニック

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うつ病診断の実際

うつ病 

うつ病のエピソードの特徴については「特定用語」により記述する。エピソードの特徴としては、慢性、緊張病性、メランコリー型、非定型型、産後の発症がある。
「慢性」は大うつ病エピソードのみに用いられ、2年以上のエピソードをいう。
「緊張病性の特徴」とは、すべての病相に用いられ、カタレプシーまたは昏迷、過剰な運動活動性、拒絶または無言症、姿勢保持•常同運動または衒奇症、反響言語、反響動作のうち2つの病相をいう。
大うつ病のうち「メランコリー型の特徴」は、伝統的診断でいう「内因性」のうつ状態に相当する。よいことがあっても全く改善しないしないような抑うつ気分が存在し、早朝覚醒、日内変動、制止•焦燥、体重減少、罪責感の3つ以上を示す。
「非定形の特徴」は元来はモノアミン酸化酵素阻害薬の反応者の特徴から抽出された概念であるが、気分の反応性があり、よいことがあると気分が明るくなるという特徴を示す。さらに、体重増加、過眠、鉛様の麻痺(手足が鉛のように重たい感覚)、対人関係の過敏さ、のうち2つ以上を示す場合をいう。以前の「ヒステリー性うつ病」(hysteroid dyshoria)といった概念と重なる。こうした患者は、パーソナリティ障害を伴う場合、季節性感情障害である場合もあるが、双極性障害でも多くみられる。
「産後の発症」は、産後4週間以内に発症した場合である。
(加藤)

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