統合失調症とLAI(エル・エイ・アイ:持続性注射薬)
院長ブログ
統合失調症は、発症頻度の高さ(1%)、病状の特異性などからも精神医学の臨床において重要な占めている病気です。 妄想、幻覚、興奮、意欲がわかないなどの症状がみられます。統合失調症の治療では、症状の安定や再発防止のために薬物療法は欠かせません。毎日、服薬することに煩わしさを感じたり、つい飲み忘れたり、きちんと服用することはなかなか大変です。 再発を繰り返すと 精神機能や社会的な機能が低下して、今までで...院長ブログ
統合失調症は、発症頻度の高さ(1%)、病状の特異性などからも精神医学の臨床において重要な占めている病気です。 妄想、幻覚、興奮、意欲がわかないなどの症状がみられます。統合失調症の治療では、症状の安定や再発防止のために薬物療法は欠かせません。毎日、服薬することに煩わしさを感じたり、つい飲み忘れたり、きちんと服用することはなかなか大変です。 再発を繰り返すと 精神機能や社会的な機能が低下して、今までで...院長ブログ
ものが上から落ちてきて腕にあたったら大抵の人は「自分はなんて不幸なんだ。ついていない」と思うでしょう。でも中には「頭にあたらなくてよかった。入院しなくてよかった」と考える人もいるかもしれません。ちょっとしたものの「見方」の違いだが、これが積み重なると、大きな違いになってくるのではないかと思う。 世の中で成功する人は後者の考え方「見方」をしている人だと思う。うつ病院長ブログ
人は不思議に日が落ちて暗くなってから考えるとネガティブなことを考える傾向があります。そのネガティブな考えに何時までも囚われることなくパソコンの情報を「ゴミ箱」にポイッと捨てるかの如く頭から捨て去ることが重要ではないでしょうか。夜が明け明るくなってから改めて考えていけばよいアイデアが湧いてくるのではないかと思います。 気分が病的に悪化するとどうなるのでしょうか。「日内気分変動」といって朝方一番調子が...院長ブログ
私は朝7時30分に家を出て午後8時30分にはクリニックを閉め、帰宅します。診療が済んだ後、自立支援の書類、障害者手帳やお役所への報告などが少なくなく帰宅するとすでに娘は寝ていることが多く、朝、見送ってくれるのですけれど「パパ、また来てね」と言われます。そう言われないように少しは家庭を大事にしなくては思いました。院長ブログ
実際の診療行為の中ではDSM(米国の精神医学会の診断基準)に当てはめて、「病名」をつけ、必要なら薬や心理検査をして評価致します。そのように世の中から要請されています。しかし、言われるまでもなくそもそも人の「気持ち」について本当のところはわからないものですし、それがどんな動きをするかわかるはずはありません。そのことを強く自覚しているのが専門家だと思いますし、そういう意味ではとてもアンビバレント(両価...院長ブログ
上記の文は無頼派の文豪 坂口安吾が述べた言葉です。言い換えると、子供は親の思うようにはいくら頑張っても育たないということです。父子鷹でプロ野球選手を目指して、その夢を実現し、今は大リーグで活躍しているイチロー選手は極めて例外的な存在です。 家族相談などをうけるとき申し上げることもありますが、それだけで終わっては身もふたもない話です。精神科医は人がいろいろな意味で変わることを援助する仕事だからです。...